「ベガルタ仙台クラウドファンディング EVER GOLD SPIRIT FUTURES 」10月28日まで!今回は将来のベガルタを担う、アカデミーをアップデート!

 公式サイトで発表されているとおり、9月19日より「ベガルタ仙台クラウドファンディング EVER GOLD SPIRIT FUTURES」(以下、クラファン)が実施されています。
 このクラウドファンディングは、「アカデミーをアップデートする」がテーマ。サッカースクール、ジュニア(小学生)、ジュニアユース(中学生)、ユース(高校生)で構成される育成組織「アカデミー」のチーム移動手段の確保、具体的には車両の購入と車両のラッピングデザインを目的としています。

 今回のリターン品は、クラファン限定商品はもちろんのこと、新設されたクラブハウスでの体験型リターンなども充実とのこと!さっそく、今回のクラファンの内容について探ってみましょう!

将来のベガルタ仙台を担うアカデミーの選手たちのため、移動手段の確保が緊急課題!

 今シーズンのアカデミーでは、ベガルタ仙台ユースが「日本クラブユースサッカー選手権(U-18)」において、クラブ史上最高成績となる全国準優勝(第2位)という偉業を成し遂げました。この結果は、ユースの今後のさらなる飛躍への期待とともに、ジュニアユース・ジュニアに対する大きな刺激にもつながるでしょう。

 しかし、クラファンプロジェクトページに記載されている、今回のクラファンの目的を見ると、現在のアカデミーでは移動手段の問題を抱えており、使用している車両の老朽化による故障が頻発し、レンタカーなどで補っている状況とのこと。そのために、常時使用可能な新車両を適正台数保有し、安心・安全な移動手段を確保することが急務となっているようです。さらにアカデミー選手たちのモチベーションアップやベガルタ仙台というクラブへの帰属意識の向上につなげるためにも、新車両にはベガルタ仙台のラッピングデザインを加えたいということも今回の目的のひとつとされています。その他にも、設備投資、消耗品の補助なども主な資金使徒として挙げられています。

 公式サイトによると、アカデミーは「どこでも通用する選手、人を育てる」ことを目標として掲げています。具体的には「トップチームで活躍する選手、日本代表選手」、「大学、高校、他クラブで活躍できる選手」、「未来のベガルタ仙台のクラブスタッフ、コーチングスタッフ、クラブオフィシャルパートナー、サポーター、チケットホルダー、アカデミー選手の保護者、またその他競技のアスリート」の輩出が目標です。

 さらに、高い競争力を持つためには、アカデミーからトップチームまで計画的な人材育成を行い、トップチームに限らず、アカデミー選手の育成・成長、彼らがのびのびと活動できる環境整備が重要だと考えています。トップチームで将来活躍する子どもたちのために、多くのご支援を必要として始まったのが今回のクラファンです。

そういえば、クラファンとはなんだっけ?「通常型 / All-IN形式」って何?

 2024年に2度実施したクラファンにより、クラファンに対する認知度は広がったかと思いますが、改めてクラファンについて説明すると、「群衆」を意味する“crowd”と、基金、資金を意味する“funding”をあわせた造語が「クラウドファンディング」です。

 昨年クラファンを実施した際にも説明されていて、
“【クラウドファンディングとは】インターネットを通じて多くの人々から投資や寄付を募り、プロジェクト資金などを確保すること。近年は、Jリーグクラブのみならず、各種スポーツ団体などでも多く導入されている資金の確保方法です。”
というのがクラファンの主旨のようですね。

 また、今回のクラファンも、形式は前回と変わらず「通常型 / All-IN形式」と説明されています。これは目標金額の達成に関わらず、集まった寄附金を受け取る形式(寄附控除の対象外)とのことです。

 なお、本クラファンに参加するには、プラットフォームであるスポチュニティへのユーザー登録が必要ですので、その点も注意してください。

 そして、これはあくまで筆者の考えではありますが、ここの項目でぜひ伝えておきたいのは、今回のクラファンの目的に共感する・しないという気持ちと、支援する・しないの気持ちです。今回紹介されているリターン品に必要な支援金額はおこづかいの範囲で気軽にできるものではないかもしれません。スタジアムに応援に来ることも、グッズを購入することも、クラブのことを思ってくれることも、充分大きな支援につながっています。自分にできることは何かをよく考えて、無理なく支払える範囲をお選びくださいね。

気になるリターン品の中身は、体験型が大充実!
サウナブームに乗っかって、新クラブハウスで「サ活」しちゃう!?

 さて、気になるのは今回のリターン品の中身です!

 ベガルタ仙台では昨年実施したクラファンのご支援のおかげで、今シーズンの3月に天然芝(夏芝)グラウンドと、新クラブハウスが完成しました。
 新設したベガルタ仙台クラブハウス内では、ロッカールーム、トレーニングルーム、サポーター交流スペースを設置、拡充したほか、2025シーズンベガルタ仙台ゴールドパートナーである株式会社鈴木工務店さまからご寄贈いただいたサウナ室(適正収容人員:11名)があるんです!

 そこで今回のクラファンでは、普段は選手たちが利用するサウナ室や、選手たちと同じランチを楽しめる「クラブハウスでサ活&サ飯(男性限定)」を用意!

 残念ながら、上記のサ活体験は男性のみのリターン品ですが、クラブハウス食堂では、ベガルタ仙台専属ケータリングシェフの佐々木さんが腕をふるうランチメニューを堪能できる「クラブハウスで選手と同じ昼食を食べよう!」リターン品もあります!選手からの人気メニュー「バジルスパゲティ」も実際に味わえますよ!

 そのほかにも、クラファン限定グッズとして、Tシャツやコイルキーホルダー、サウナハット、フェイスタオル、トートバッグなどがセットになった「ベガルタサウナセット(デラックス)」や、サウナや温泉で使える「今治タオルブランド フェイスタオル3枚セット(ロゴ刺繍入り)」、「今治タオルブランド バスタオル2枚セット(ロゴ刺繍入り)」は、日本最大のタオル産地である愛媛県今治の高品質タオルに、ベガルタ仙台ロゴの高級感ある刺繍が入っており、普段使いはもちろん、ギフトにも超おすすめです!

 今シーズン、猛烈な暑さの中も突然の豪雨の中も通い続けてくださったファン・サポーターのみなさん、この機会にぜひ自分へのご褒美に、“癒しのひととき”はいかがでしょうか。

お仕事体験、宣材写真撮影、C.C&C.DとタイでSDGs活動と、体験型リターン品がガッツリ体験すぎ!もちろんクラファン限定品も豊富すぎ!

 さらに今回のクラファンは、近年注目されている「モノ消費よりコト消費、コト消費よりトキ消費」ということで、クラブハウスでの体験以外にもガッツリすぎる内容の体験型リターン品が盛りだくさん!

 まずは梁C.Dと富田C.Cと本気サッカーを楽しめると前回も好評の「大人のサッカー教室 with 梁C.D 富田C.C」!サッカー経験は不問なので、これからサッカーを始めたい人やスキルアップを狙う人は、レジェンドの二人から技術を教わるチャンス!

 そしてもちろん、子ども向けの体験型リターン品も忘れていません!いつも選手密着のリアルなシーンをお届けしている「ベガルタ仙台広報カメラ」のお仕事体験です!広報カメラの撮影クルーとしてベガルタ仙台ホームゲームの様子を取材、撮影できる「ホームゲーム編」と、トップチームのトレーニングの様子を取材、撮影できる「トレーニング編」があります。状況次第では選手へ直接インタビューができるかも!対象は中学生以下、大人でさえ体験することのできない広報カメラのクルーとしての一日はとても貴重な思い出となるはずです!

 そしてさらにおすすめ!シーズン開幕に向けて行われているベガルタ仙台のキャンプを見学できる「ベガルタキャンプ見学ツアー参加権 ※旅費は別途実費」!沖縄と宮崎で行われているベガルタ仙台のキャンプには、以前から訪れているファン・サポーターもいると思いますが、こちらのツアーは「オフィシャル」ということで、練習後の個別ファンサを予定するなど参加者限定の特典が満載なんです!具体的な日程や内容は12月に決定予定ということですが、オフィシャルならではの特典が満載に違いない、きっと!

 さらに、グローバルなイベント「梁C.D&富田C.Cと一緒に!タイでSDGs活動」もご用意!例年ベガルタ仙台で実施している「タイの子どもたちにベガルタ仙台を届けよう」イベントに参加します!昨年はサッカー教室やベガルタ仙台グッズの寄付などを行っていました。サッカーだけではなく東南アジアの文化に触れられる機会を得られる貴重なチャンスです。

 ちなみに、この「ベガルタキャンプ見学ツアー参加権」と「梁C.D&富田C.Cと一緒に!タイでSDGs活動」は旅費は別途実費です。さらにそれぞれ注意事項もありますのでよくご確認のうえ、ご支援ください。

 このほかにも「【全選手直筆サイン入り】試合球」や「【全選手直筆サイン入り】2025シーズン所属 全選手サイン入りユニフォーム」、そして「EVER GOLD SPIRIT FUTURES 限定デザインユニフォーム」といった限定アイテムも盛りだくさん。前回も好評だった、イラストレーター千田純生先生にクラファンのために描いていただいた選手、監督、マスコットの集合イラストを使用したグッズもあるほか、純粋支援も用意。選びきれないリターン品の金額設定のうち、無理のない範囲でご支援をお願いいたします!

クラファン実施カウントダウンに向けたメッセージ動画もあるYO!

 今回のクラファンでは、開始日の9月18日までのカウントダウンとして、アカデミー出身のトップチームの選手やアカデミーの選手・監督からのメッセージ動画を掲載しています!各選手・監督が寄せてくれた、アカデミーの良さについて、メッセージの一部を要約してお伝えします!

MF26 横山颯大選手(ベガルタ仙台ユースを経験)

 「(北海道から)親元を離れて生活することで、サッカーに集中した環境に身を置けたのは良かったです。トップチームが身近にあることで『プロサッカー選手になる』という夢を持たせてくれて、トップになるということを見据えて練習できるのがアカデミーの良さ。自分のころは、他チームが大型バスで来る中でマイクロバスでの移動だったので、こうしてたくさんの支援があることで、良い方向に向かうと思います」

ベガルタ仙台ユース加藤望監督

 「アカデミーは、トップチームに昇格して活躍できる選手の育成、社会に出て活躍できる人材育成を目的に活動しています。環境の充実のため、ご協力をお願いします」

DF3 奥山政幸選手(名古屋グランパスアカデミーでジュニア、ジュニアユース、ユースを経験)

 「あきらめない、負けないという気持ちや、自分の能力や可能性を広げてくれたのは、育成年代で厳しく指導されたおかげ。トップチームにつながっているアカデミーは、自分の力次第で上のカテゴリーで試せるという、高校にはない環境が魅力です」

MF17 工藤蒼生選手(ベガルタ仙台スクール、ジュニアユース、ユースを経験)

 「アカデミーでは守備はもちろん、あいさつや礼儀などを学び、大きく成長できたおかげで、大学でも監督の目に留まり、大学一年で活躍できました」

ベガルタ仙台ユース

 「日々切磋琢磨しながら練習しています。県内外への遠征は選手個人、チームとして成長させてくれます。みなさんのご支援に応えられるよう精一杯がんばります」

DF44 井上詩音選手(高校で名古屋グランパスユースを経験)

 「今回の取り組みでアカデミーが大きくなることで県内外から多くの選手たちが集まり、ベガルタ仙台というチーム自体も大きくなれると思います」

GK1 堀田大暉選手(ベガルタ仙台ジュニアユース、ユースを経験)

 「練習後も仲間たちと夜遅くまで自主練習をした時間が、自分を一番成長させてくれました。みんなが『うまくなりたい』という一心だったおかげで結果を残すことができたと思っています」

MF11 郷家友太選手(ベガルタ仙台スクール、ジュニア、ジュニアユースを経験)

 「子どものころから遠征で海外を肌で感じることができたのはアカデミーに入ってよかったことです。サッカーの楽しさだけでなく、勝負でのうれしさや悔しさといったサッカーに対する熱量、厳しさなどもアカデミーで教わりました」

森山佳郎監督(現役引退後、サンフレッチェ広島のコーチを2年、ユース監督12年、日本サッカー協会でU-15〜U-17の日本代表監督11年、育成年代の指導に携わる)

 「(アカデミーは)すぐにトップチームのサッカーに適応できる教育、トレーニングを受けられます。トップチームと合同で練習するなど、身近でプロのレベルや雰囲気を味わえるのはユースチームの魅力。即戦力として入れるメンタリティ、考え方などを学んで、選手を全方面から指導する組織がアカデミーです。ベガルタ仙台トップチームでも、たくさんのアカデミー出身の選手が実際にチームに貢献してくれているのが証明となっているし、今後もその色を強めていけたらいいと思います。
 アカデミーは、夢に向かって苦しいこと辛いこと悲しいこともありますが、それでも諦めなかった選手がトップに近づけると思います。仙台のこの地でベガルタゴールドで活躍してもらいたいです」

 アカデミー出身の選手やアカデミー指導経験のある監督からの言葉は、リアルな体験として誠意が感じられますね。
 アカデミーの充実は、ベガルタ仙台の輝く未来につながるはず!このクラファンは10月28日まで実施!みなさんのご支援をよろしくお願いします!
「ベガルタ仙台クラウドファンディング EVER GOLD SPIRIT FUTURES」

(by 内田明子)