【気候アクション】Jリーグ初の試み「Jリーグ環境教育授業」!富田晋伍C.C&梁勇基C.Dが気仙沼市立松岩小学校を訪問。
レポート
2025.11.17
2025年10月30日(木)、気仙沼市立松岩小学校にて、Jリーグでは初の試み「Jリーグ環境教育授業」が開催されました。10月から「Jリーグ気候アクションアンバサダー」に就任した富田晋伍クラブコミュニケーター(C.C)、梁勇基クラブコーディネーター(C.D)が講師として参加。5年生の児童たちと一緒に、サッカー教室と環境教育授業を行い、地球温暖化などの現在我々が直面している地球環境問題について学びました。
この日参加したのは、気仙沼市立松岩小学校5年生の64名。実は松岩小学校へは昨年12月に森山監督が訪れており、その際も6年生の児童や先生方から大歓迎を受けました。今回も富田C.Cと梁C.Dの来訪に、校長先生はじめ先生方や児童たちが楽しみにされていたよう。この日は訪れる関係者が多く、車が到着するたびに玄関口に集まる先生方や児童たちの数が増えるという光景に、その歓迎ぶりが伝わりました。
そして富田C.Cと梁C.Dが到着した後、早速Jリーグ環境教育授業のリハーサルです。10月から「Jリーグ気候アクションアンバサダー」に任命された二人は、喫緊の課題となっている環境問題解決という重要な任務を果たすべく、用意した台本を片手に立ち位置や進行について入念にチェックしていました。普段なら心境を伺おうかというところですが、Jリーグ初の取り組みということあって真剣な表情の二人、ここは筆者は控えめに様子を眺めるだけに。
まずは校庭でのサッカー教室から。この日の気仙沼市は、朝は冷え込んだというものの日中は見事な秋日和、お昼ごろの時点での道路の気温表示計は15度。“スポーツの秋”という言葉がぴったりの、外でサッカーをするにはちょうどよい天候です!
はじめに富田C.Cと梁C.Dの二人から「今日は天気いいので思いっきりサッカーを楽しんで、その後は環境について授業をしていきたいと思います」とあいさつがあり、いよいよサッカー教室開始。
最初のプログラムは、児童たちが2列でお互いが向かい合い、その間にボールを置いて、梁C.Dが言った体の部位に従って自分の体を両手で触っていきます。「頭」なら頭、「腰」なら腰を両手で触ります。その中で、「ボール」と言ったら目の前のボールを取り、どちらが先にボールを取れるかを争うという瞬発力と集中力が重要なゲーム。
早速梁C.Dが「肩!」「おなか!」「腰!」「頭!」と言うごとに児童たちも順調に自分の体の部位を触っていくのですが、この順番だとそろそろ「ボール!」が来るかな、と予想していたところで、なんと梁C.Dが口にしたのは「ボウシ!」
児童も先生も「ボウ…」の時点でボールを取ろうと反応した人が続出!みんなあわてて帽子に手をあてるというトリッキーな展開に、少し緊張していた児童たちも一気に和やかな表情に!それにしても児童たち、反応スピードが速い!
続いてはドリブル練習。二人一組で前を進む人を、後ろの人がドリブルをしながら遅れないように、急に曲がっても離れないように後をついていきます。最初は歩いて、続いて強度を上げて走りながら行いました。そこで富田C.Cからドリブルの際のポイントを伝授。
「できるだけボールをやさしく、体から離れないように、強く蹴るとボールが遠くなってしまうので、体の近くでドリブルしてください」
そのアドバイスのおかげか、みんなボールが遠くへ行くことなくドリブルができていました、さすがC.C!
そしていよいよグループに分かれてのミニゲーム。富田C.Cから「次は試合をやります!」の言葉を聞いて、児童たちから「おおおぉぉぉ!」の声が出たほど児童たちは楽しみだった様子。普段からサッカーを習っている児童を中心に、各チームとも見事な熱戦が展開されていきました。1ゲームに3つのボールが投入されている中、他の児童たちが別のボールに反応している隙をついてゴールを決める強者も!!普段のサッカー教室では、富田C.Cと梁C.Dも参戦してチームを応援することが多いのですが、この日はその必要もないほど、各チームみんな、男女関係なく懸命にそして楽しそうにボールを追いかけている姿がとても印象的でした。
各チームで激闘が繰り広げられた後は、梁C.Dがプロならではのシュートを披露!
ポイントとして「足の甲の堅いところ、そこでしっかりとボールの中心を蹴ってください!」とアドバイスの後、強めのグラウンダーシュートを見せてくれました。その後は代表して2人がシュートに挑戦。富田C.Cはゴール裏に移動して、児童たちのゴールが遠くへ飛ばないように見守っていたのですが、なんと2人ともゴール上部を狙った見事なシュートを決めていましたよ。
最後に梁C.Dから「サッカーは本当に楽しいスポーツであるので、日ごろみんなで楽しんでもらえたらと思います!」、富田C.Cからは「短い時間でしたけど、みんな本当に楽しそうにやっていたのでよかったと思います!
暑くもないし、ちょうどいい気候になってきたのでぜひ校庭使えるときはサッカーもやってもらえればなと思います」との言葉で、サッカー教室は終了しました。
次はいよいよ体育館へ移動し、この日のメインである「Jリーグ環境教育授業」です。富田C.Cと梁C.Dの自己紹介の後、「みなさんと一緒に環境問題について学んでいきましょう」とあいさつ。続いて梁C.Dからはこんな質問がありました。
「みんな、夏が暑くなってるなあとか思いますか?そういう暑くなっている現象をなんと言うか知ってますか?」
すると児童からは一斉に「地球温暖化!」との声が。やはり子どもたちも自分ごとの問題として、勉強したり、関心を持ったりしているようです。
それを受けて、「急に大雨が降ったりするゲリラ豪雨も最近多いですが、どうしてそういうことが起きるんだろうとか、今地球でどんなことが起きているんだろうということも、僕自身も気になって学び始めたばかりです。
まだまだ僕自身もわからないことがたくさんあるので、今日はみんなと一緒に未来について考えたいと思って、松岩小学校へ来ました」と梁C.D。
「地球温暖化がどんどん進んでいくと、例えば夏の暑さが厳しくなるとプロサッカー選手のスポーツ選手でもいいプレーをすることが難しくなります。実際にJリーグの試合でも、異常気象によって中止になってしまう試合があり、サッカーだけではなく他のスポーツにもどんどん増えてきています。」と現在Jリーグにも起きている事象について説明がありました。
ここで、Jリーグの公式サイトを覗いてみると、一般社団法人日本記念日協会により今年から8月8日を「暑すぎる夏を終わらせる日」として新記念日に登録されたことを受け、Jリーグは気候アクションをスポーツ界から推進する立場として本制定に賛同しています。実際に大雨や台風などにより中止となった試合がこの10年で4倍になるなど、サッカー界においてもこの気候変動は脅威となっているようです。夏季期間の飲水タイムも定着していますね。
梁C.Dからの地球温暖化による影響の説明に続いて、地球温暖化について学ぶアニメ「FUTURE KID TAKARA(フューチャー キッド タカラ)」の上映です。1話5分、全11話の中から今回は総集編とスポーツパートを上映しました。スポーツパートでは、気候アクションアンバサダーとしてJリーグ特任理事の小野伸二さん、中村憲剛さん、内田篤人さんが出演しています!
今回のアニメの中では、大気の中にCO2が増えすぎることによって温室効果が強くなり、気温が上昇してしまうこと、それによってさまざまな種類の動物が絶滅危機に陥っていることなど地球環境の問題をはじめ、植樹などによる自然エネルギーの重要性が、小野伸二さん、中村憲剛さん、内田篤人さんの現役時代を彷彿とさせるプレーを交えて紹介されていました。なんと中村憲剛さんのあの渾身のゴールパフォーマンスも!
児童たちは、普段から地球温暖化について学んではいるものの、Jリーグ界への悪影響が紹介されると、先ほどまで楽しんでいたサッカーにも影響があることを知り、各シーンを真剣な表情で見入っていました。
上映終了後は、ワークシートに沿ってグループワーク。これまで学んだ気候アクションについて、取り組む仲間をどう増やすか、自分はどう取り組んでいくか、などを話し合います。児童たちからは、「作りすぎた食べ物の保存方法を調べたり、お裾分けしたりして食品ロスをなくす」、「水を出しっぱなしにしない」、「車で行くところを歩いていく」、「地域ごとに植樹をする」、「学校内で環境問題について発信する」など、大人たちが気をつけなければならないようなアイデアをたくさん出していました。
最後に、今年の4月にJリーグと気候アクションパートナー契約を締結した東急不動産さまから気候アクション活動、特に再生可能エネルギーについて説明です。東急不動産ではマンションやオフィスビルなどを建てているほかに、全国で156箇所の再生可能エネルギー発電所を持っている(2025年9月末時点)こと、再生可能エネルギー発電をすると火力発電をするよりも大幅に二酸化炭素の排出を減らせること、地球温暖化を防ぐためには二酸化炭素を減らすことが重要で、その打ち手の一つとして再生可能エネルギーというのがあるということをとても詳しく説明してくださり、子どもたちも授業を受けているかのごとく、真剣に聞き入っていました。
最後に富田C.Cから参加した児童たちに、「みんないろいろなアイデアを出してくれて、それを実際にやってみようと思ってくれたので、よかったです。今日学んだことを忘れずにこれからも一人一人がこれならできるなと思ったことをぜひ実践してください。一人一人がやることによって、地球環境がよくなると思うし、それを友だちや家族にも伝えて、それが大きな力になると思うので、ぜひ取り組んでください」とのコメント。さらにベガルタ仙台が6月から進めているケミカルリサイクルプロジェクト「ケミ・リサSENDAI」の紹介とともに、仙台で行われたイベントで回収されたポリスチレン製容器をケミカルリサイクルして作られた「ケミ・リサSENDAI ホイッスル」をこの日のプレゼントとして配布。最後にみんなで記念撮影をして、今日のJリーグ環境教育授業は終了しました!
前半のサッカー教室で見事なシュートを決めていた、5年1組小野寺怜昭(りはる)さんは、「食品ロスが多いと、地球温暖化にもなってしまうから、これからも地球温暖化させないために、あまったご飯をなくすために作ってもらったご飯をおかわりしたりして、残さないようにするということ」を心がけたいと話してくれました。今日はミニゲームでも何度もシュートを決めていて、将来期待の逸材です!
また、同じくベガルタ仙台のTシャツを着て今日1日がんばっていた5年2組の村上唯仁(ゆいと)さんは、「温室効果ガスとか学んで、自分も環境によいことをしていこうと思いました。電気を付けっぱなしにしないこととか、水をこまめに止めたりとかを心がけたいです」と話してくれました。気仙沼シャークスFCというチームに入っていて、以前ベガルタ仙台の試合を観に行った際に西丸道人選手(育成型期限付移籍中)と松澤香輝選手からサインをもらったことを本当にうれしそうに話してくれた表情が印象的でした。
今回の授業を取りまとめてくださった、松岩小学校伊藤主幹教諭にも感想を伺いました。
——今日はJリーグ環境教育授業第一回ということでしたが、松岩小学校さんは普段から環境問題に取り組まれているということですね
本校はユネスコスクール(※)として取り組みを継続しておりまして、特に5年生は海や山の環境問題について学習を進めておりますし、先日は植樹も行っております。
※ユネスコの理念を学校現場で実践するために1953年に発足した、国際的なネットワークASPnetへの加盟が承認された学校のこと
——今回の環境教育授業はいかがでしたか?
普段の学習と関連づけてご指導いただいた部分もありますので、子どもたちにとっても、とても有意義な時間になったと思います。
——サッカー教室でも子どもたちの普段と違う表情も見られたのでは?
やはりプロで活躍された方々に教えていただいたので、いつも以上に素敵な笑顔が飛び交っていたかなと思います。
——伊藤先生自身、今回の環境教育授業を通して今後に生かしたいと思うことは?
今回は5年生で授業を行っていただきましたが、全校として今日子どもたちが学んだことを広めていき、地域にも広めていきたいと考えております。
今回は伊藤先生はもちろん、校長先生も一緒に今回の環境教育授業を児童たちと一緒に楽しまれていて、本当にこの日の訪問を楽しみにしてくれていたのだなあということが伝わりました。
そして、このJリーグ環境教育授業を取りまとめているJリーグ サステナビリティ領域担当 辻井隆行執行役員にもお話を伺いました!
——10月から開始されたJリーグ環境教育授業、目的とは?
気候変動という問題が本当に今、サッカーの試合の運営もそうですし、ファン・サポーターのみなさんも夏に試合を観る時に熱中症の問題があるなど、サッカーというものを続けていく上で本当に大きな脅威になっています。
やっぱりサッカー界もJリーグも気候変動に対しての取り組みを強化しなければいけないという中で、僕たちが一番守りたいのはサッカーというものが継続している未来です。子どもたちがJリーガーになりたいという夢を追いかけられるようなそういう未来を、ちゃんと残していかなきゃいけないという中で、今の子どもたちというのは未来そのものですので、そのお子さんたちに向けて、今起きていることをきちんと理解できる場をお手伝いすること、今起きていることを知った子どもたち自身もできるアクションをとってもらうこと、そしてその上で僕たち大人はお子さんたちが未来の中でサッカーを楽しめるような環境を守っていく仕組みづくりをすること、それらを一緒になってやっていきたいということで、教育を第一に考えてスタートしました。
——今回第一回ということで、ベガルタ仙台の富田C.C、梁C.Dが講師として参加させていただいたのですが、ベガルタ仙台が第一回に選ばれた理由は?
Jリーグでは気候変動に対して解決していくようなアクション「気候アクション」と呼んでいるんですけど、それを一緒に広めてくださったり、活動していただいたりするアンバサダー制度を作りまして、梁さんと富田さんはクラブでも重責を担われておりますが、手を挙げていただいて、「気候アクションアンバサダー」という形でも活動していただいています。
今回は60クラブの中から、いろいろな学校との調整、地域性などいろいろ考慮して、気仙沼という場所で開催させていただくこととなり、やはり仙台から、気候アクションアンバサダーになった二人に力を貸していただく形で今回環境教育を実施することになりました。
——辻井さんから今日の二人を見て、先生ぶりはいかがでしたか?
もう、すばらしかったと思います!
Jリーグだけではなくて、世界のサステナビリティとスポーツの領域の中でも国連をはじめ、イングランドやいろんな団体も、やっぱりスポーツが持つ力というのはスポーツで活躍された人気のある方々がものすごく影響力や発信力を持っていますので、その方々が大事な問題について語るということで、問題そのものの認知度も上がると思いますし、関心を持ってくださる方も増えるというふうに言われているんですけど、まさに今日は梁さんと富田さんが地元というか学校に来て、現役時代に活躍されたっていうバックグラウンドを持ちながら環境について発信してくださったことで、子どもたちも本当に一生懸命聞いてくださり、サッカー教室も楽しそうに体を動かして心も開いた状態でワークショップの中でいろんな話し合いも積極的にしていましたし、たくさん質問に手も挙がりましたし、本当に二人の力があって、今回いい形の教育授業ができたなって思っています。
——このJリーグ環境教育授業、今後どのような展開を期待されてますか?
お子さんの未来を守っていくという中で、その主役のお子さんたちに対していろいろな働きかけを続けていきます。
その中で今60クラブありますので、気候アクションアンバサダー、今はだいたい40名弱の方が手を挙げてくださってるんですけど、まだまだ全国に広がっていくと思いますので、今日ベガルタ仙台さんとの第一回を皮切りに、本当に日本全国でできるだけ多くの学校でこのような機会が設けられるようにしっかりと裏方としてサポートしていきたいと思います。
「気候アクションアンバサダー」として初開催のJリーグ環境教育授業に参加した富田C.C、梁C.D、リハーサル時からの緊張した面持ちが抜けて、インタビュー時にはすっかりリラックスした感じでお話してくれました。
——10月からJリーグ気候アクションアンバサダー就任、今日は第一回ということで、お二人はだいぶ勉強されました?
梁C.D:アンバサダーなるときに、いろいろ勉強しました。
富田C.C:もちろん勉強しました。なりたくてもなれるものじゃないし、勉強しないとなれないので、勉強させてもらいました。
——それが今日の優秀な先生ぶりにつながったと思うんですけどいかがですか?
梁C.D:子どもたちにも助けられましたし、初回ということで自分たちもうまくできているのかということもあったんですけど、終わってからは温かい言葉をいただいたので、まずはホッとしているということはありますね。
富田C.C:やっぱり子どもたちに伝えるというのはもちろんなんですけど、自分たちももっと知識を入れなきゃいれないというきっかけにもなりましたし、ただ、本当に不安だらけだったのでどうなるのかなというところはありましたけど、子どもたちの雰囲気というところでは楽しくできたので、まずはよかったかなと思います。
——サッカー教室ではとてもお二人生き生きされてましたが、気になったのは梁さん、子どもたちがシュートをした場面で一人の子に「今、緊張してたね」って声をかけられましたね。あれは何を見てそう思われた?
梁C.D:表情ですかね。表情とか、ボールをセットしてからの雰囲気というか。
富田C.C:ゴールの後ろに(梁C.Dの)車が停まってたから、車にぶつけないように緊張していたんじゃないですか?
梁C.D:相当プレッシャーでしたよね。とりあえず、枠に入れてくれって。
——お二人は気候アクションについて、何かされてますか?
梁C.D:子どもたちが言ってたように家庭でできるようなところは意識しなきゃいけないなというのは、アンバサダー就任では思ったところではありますね。
——お二人とも真剣に台本眺めてましたけど、内容的にどうでしたか?
富田C.C:僕よりも梁さんのほうが大変だったと思うので、さすがだなって思いました。
——アニメ「FUTURE KID TAKARA」が流れ、その中でJリーグ特任理事の小野伸二さん、中村憲剛さん、内田篤人さん出演されてました。「オレたちも、あの動画に出てみたいな…」とか思ったりしますか?
梁C.D:いや、思わないです(笑)。僕が出たところで、だと思うので、僕らは今のスタイル、スタンスで十分です。
——3人の演技を拝見されていかがですか?
富田C.C:いや、もうお上手で…。
梁C.D:顔、笑ってんで。
富田C.C:いや、でもやっぱりああなっちゃう…ああなっちゃうっていうか(笑)。難しいんですよね、やっぱりああやってカメラを向けられるっていうのは難しいです。その前で「ゲッツ(中村憲剛さん渾身のゴールパフォーマンス)」は…、ね…(笑)。
梁C.D:なんかいじってるな。
富田C.C:いじってないですけど…さすがです。
——今後も、Jリーグ気候アンバサダー続きますが、今後、どういった活動をしたい?
梁C.D:この活動をきっかけに自分も学ぶことは間違いなくありましたし、すぐ解決できる問題ではないと思うので、宮城県で言えば我々がもし呼んでいただけるのであれば、そういう機会にも足を運びながら、少しでも「こういう活動を行っているよ」と、まずは知ってもらうきっかけになればと思います。
富田C.C:個人でできることもあると思いますし、クラブとして今やってる活動をもっとよりよくだとか、新しい活動をするだとか、そういうきっかけになったんじゃないかと思います。
まずは自分がやらないと周りにも伝えられないですし、そういう輪が広がってこないと思うので、小さいことかもしれないですけど、自分ができることっていうのをより考えるきっかけにもなりましたし、もっといろんな人たちに伝えていければいいかなって思います。
気候アクションアンバサダーとして第一回Jリーグ環境教育授業で講師を務めたお二人、おつかれさまでした!
今回の様子はSOCIO MAGAZINE YouTubeでも公開しています。改めて地球環境について自分ごととして考えさせられる今回の[勉強回]をぜひご覧ください!
(by 内田明子)