【2019プレナスなでしこリーグカップ1部Bグループ】4発快勝で予選リーグ初戦に勝利!

 マイナビベガルタ仙台レディースは4月7日、利府町のひとめぼれスタジアム宮城で2019プレナスなでしこリーグカップ1部Bグループ第1節伊賀フットボールクラブくノ一戦を戦い、4−2で勝利した。
 ベストメンバーを揃えてきた伊賀に対し、マイナビはFW武田菜々子と白木星という初の組み合わせの2トップ、リーグ戦で出場機会のないGK齊藤彩佳、DF北原佳奈を並べる布陣となった。
 スピードを活かしたい武田が常に裏を狙う動きで相手を牽制すれば、体の強い白木が相手と競り合い味方につなぐなど、初の組み合わせとは思えない勢いのある攻撃を披露。勢いのついた28分、MF樫本芹奈のシュートのこぼれ球を武田が押し込み先制。武田はなでしこ初ゴールという記念の得点となった。
 後半、伊賀に追いつかれるが、マイナビはすぐさま逆襲。FKキックからMF三橋眞奈が競り勝ち、裏に抜けた白木がGKの動きを見極めてシュートを決める。
 その後伊賀に再度追いつかれるが、70分にまたもセットプレーからゴールが生まれる。ふわりとゴール前に上がったボールに北原がヘディング。ポストに当たったところを三橋が押し込んで3−2とした。
 アディショナルタイムには途中出場のFW有町紗央里が、右からのクロスをダイビングヘッドで追加点。試合はこのまま終了し、4−2と前日のトップチームに続き複数得点での快勝となった。
 試合後、辛島啓珠監督は「経験の積ませるために選手を入れ替えて臨んだ。伊賀はベストメンバーだったのでやりがいがあった。伊賀の圧力がある中で、失点しながらも追加点で突き放せたのは良かった」と話した。

試合映像 https://mycujoo.tv/view/highlight/796481