TOP  特集  【トップチーム特集】苦戦の中で種を蒔いた3月。いざ芽吹きの4月へ

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【トップチーム特集】苦戦の中で種を蒔いた3月。いざ芽吹きの4月へ

2021.03.30

新たな力が台頭。チームに武器を加える

 結果を手にすることができなかったことは重く受け止めなければいけないが、チームには少しずつ積み上がっているものがある。
 そのひとつが、新戦力がチームに加えた新しい武器だ。3月は試合数が短い間隔で多く組まれていたこともあり、コンディションも考慮して手倉森誠監督は多くの選手を起用した。負傷で離脱していた照山颯人、3月の公式戦終了時点で日本に入れなかったエマヌエル オッティとストイシッチ(※2選手は3月28日に入国)、フォギーニョを除く全選手が公式戦でベンチ入り。うちGK井岡海都を除く全員がピッチに立った。
 J1開幕戦では、実に6人の選手が先発出場。4日後のルヴァンカップ開幕戦ではさらに3人が仙台の選手として公式戦デビューを飾った。彼らはそれぞれの持ち味を出し、2021シーズンのチームに新しい色を加えている。
 J1第2節・川崎F戦では、新戦力のうち上原力也が初めてユアテックスタジアム仙台でのゴールを決めた。左サイドに長いパスを出したあとにも足を止めず、ゴール前に進出。マルティノスのシュートのこぼれ球を蹴りこんだ。「勝負のパスを意識したことが、あの点につながりました。ペナルティーエリアで足を止めないようにしていました」という姿勢が生んだゴール。既に大差がついた状況ではあったが、それでも戦い続ける姿勢を切らさずゴールに向かった結果だった。
 この上原のパスを左サイドで受け、クロスでゴールシーンに繋げたのが氣田亮真。得意のドリブルで、自身初挑戦となるJ1の相手にも怯まず勝負をしかける。この上原のゴール場面では、「リキ君(上原)と目が合って、素晴らしいパスが来た」と動き出し、ボールをつないだ。「ああいうシーンをもっと増やしていきたい」。連係を更に深め、チームの勝利に貢献しようとしている。

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