【ベガチア】2024シーズンベガルタチアリーダーズ、スクール生の成長と活躍をみんなで楽しむ感謝デー!「ベガルタチアリーダーズ サンクスパーティー」に行ってきました!

ベガルタ仙台ホームゲームやイベントでいつも盛り上げてくれるベガルタチアリーダーズ。彼女たちを目標として、日々練習にはげむベガルタ仙台チアスクール生の一年最後の発表会として毎年行われている「ベガルタチアリーダーズ サンクスパーティー」が、2024シーズンは2025年1月26日、仙台市泉区にある仙台白百合学園レジナパーチスホールを会場に開催されました!

この「ベガルタチアリーダーズ サンクスパーティー」は、各地域でのイベントで披露するものとは異なり、ベガルタ仙台チアスクールのスクール生たちが自分たちの今シーズンのがんばりをたたえあって、一年の成長を感謝の気持ちとともに家族や知人にお披露目しながら一日を楽しもうという発表会。普段はスタジアムやイベントでパフォーマンスをするトップメンバーもこの日は、スクール生にとっての憧れでありお手本であり、インストラクターの先生でもあります。

会場では14時のオープニングを前に、午前中からスクール生、トップメンバーが集まってのリハーサルが行われました。選抜メンバーをはじめ、ユースクラス、ジュニアクラス、キッズクラスと、クラスごとにステージ上にあがり、インストラクターやベガルタチアリーダーズのディレクター・Rioさんによって立ち位置や時間調整など細かい修正が入ります。「声が低いとみんなも気持ちが沈んじゃうよ」と、わたしもためになるような指摘の数々も!

13時45分開場時間にもかかわらず、30分以上前から続々と子どもたちの活躍を楽しみにした家族や知人が入り口に列をなし、駐車場へも車が次々に訪れると、スタッフが駐車場整理をするなど、まさにスタッフ総出のイベント。開場時間となると、家族席はあっという間に埋め尽くされました。

家族を前にしたスクール生たち、リラックスした笑顔満点の表情がGOOD!

オープニングとして選抜メンバーによるベガルタ仙台応援ソング「ステイゴールド」での元気いっぱいのパフォーマンス、開会のあいさつに続いて、さっそく各クラスのチアダンスの披露です。

「ユース」「月曜キッズ&ジュニア」「火曜キッズ」「火曜ジュニア」「水曜ジュニア」「木曜キッズ」「木曜ジュニア」「プレップ&トップ」「選抜メンバー」とそれぞれ3分間ほどのパフォーマンスで2024シーズンの集大成となるダンスを披露。リハーサル時には立ち位置を修正されたり、本番直前にインストラクターにチェックしてもらったりするなど、最高の演技をしようとみんなギリギリまで奮闘しましたが、本番ではさすがにみんな息のあった笑顔いっぱいのダンスを披露していて、会場も大盛り上がり!自分たちの出番を待つスクール生たちも、他のクラスのダンスに声援を送っていました!

選抜メンバーに対しては、インストラクターのKotonoさんがなんと突然のインタビュー!今日までどういうことを意識して学んできたかを尋ねると、「笑顔やメリハリを意識して、お客さまに笑顔を届けられるように練習してきました!」と大人顔負けの立派な回答!選抜メンバーとしてなにを意識したかの質問には、「笑顔とみんなで声を出しあうことを意識しました」「お客さんにありがとうとか笑顔を届けられるようにがんばりました!」と、みんな「笑顔」ということを意識していたのがわかる、生き生きとした表情のパフォーマンスには見ているこちらが笑顔にさせられました。

インストラクター紹介では、憧れのインストラクターにスクール生から大歓声!
MVP発表やお楽しみ抽選会、最後には全員でカントリーロードを踊って大感動の一日でした!

スクール生のパフォーマンスが終わると、トップメンバーをふくめた10名のインストラクターがステージ上へ。ひとりひとりの名前が紹介されると、客席のスクール生から「Noa先生〜!」「Kotono先生〜!」と大歓声が!

代表してコメントしたYui先生は、「わたしは3クラス担当させていただき、それぞれの個性にあわせて強みをいかしたパフォーマンスができました!」。Rina先生は「久しぶりにクラスのみんなに会ったら、みんなの上達が見えてうれしかったです!」。Kotono先生は「火曜日のキッズとジュニアを担当して、とにかくチームのよさが出るパフォーマンスにしたいなと思ったので、元気いっぱいにたくさんジャンプを取り入れたパフォーマンスにしました。ジュニアクラスはテクニックをたくさん盛り込みました。みんながんばってくれてありがとう!」
インストラクターがコメントをするたびにスクール生からは大きな拍手。インストラクターとスクール生の仲のよさがよく伝わるシーンでした。

また、一年のがんばりをたたえて贈られる「MVP発表」では各クラスから合計7名が選出。「1年間MVPを目指してきたので受賞できてうれしいです!」、「1年間がんばってきた分、来年はもっと上に行けるようにがんばりたい!」、「MVPを受賞できたのはわたしの力だけではなく家族の支えもあったためなので感謝したいです」と、それぞれ堂々と自分のことばで伝えている様子には、1年間本当に真剣に取り組んできた思いが込められていましたよ。締めくくりとして行われた、スクール生憧れの存在であるトップメンバーのチアダンスでは、ステージいっぱいにキレのあるチアダンスを繰り広げるトップメンバーを、スクール生たちは注意深く食い入るように見つめている姿がとても印象的!いつか、このトップメンバーに加われるようにこれからもがんばってください!

最後に、ベガルタ仙台取締役の北畠泰之専務から「2003年にスタートし、今年で23年目となるベガルタチアリーダーズはベガルタ仙台にとって非常に大事な存在です。昨シーズンホームゲーム19試合あり、1試合平均13,000人以上のご来場をいただいていますが、チアリーダーズが高いレベルで会場を盛り上げてくれ、非常に大きく貢献してくれていたと思っています。ぜひスクールのみなさんは、ベガルタチアリーダーズを目標にしていただいて、レベルアップに向けてがんばっていただきたいと思います。」とのあいさつがあり、サンクスパーティーは終了。ベガルタ仙台チアスクール生とトップメンバー全員集合しての記念撮影のあとは、観客席を巻き込んで全員でのカントリーロードの演舞。ベガルタ仙台を象徴する音楽にあわせて、ご家族や保護者のみなさんも交えて会場がひとつに!この日は結局、スクール生83名、トップメンバー11名、ご家族とあわせておよそ300名が大集合。ステージと会場が一体になったカントリーロードの様子は、ベガルタチアリーダーズが2025シーズンを盛り上げてくれるものと確信するものでした!

この日、朝早くからリハーサルに立ち会い、みんなをまとめあげていたベガルタチアリーダーズディレクター・Rioさんは「まずはひと安心! Kotonoさんやプロデュースチームがまとめてくださって、感謝です。なによりこの場のみんなが楽しんでいた表情と保護者の方々の笑顔を見られたことで満足です。2025シーズンもディレクターとしてがんばりたいです」とうれしそうに話してくださいました!

イベント終了後のスタッフミーティングでは、「事前準備から当日まで、みなさんの協力があってここまでできました。2025シーズンもベガルタファミリーとしてよい一年にして、サンクスパーティーもみんなでよりよいものにしていきましょう」とみんなで確認しあいながら、今回のベガルタチアリーダーズ サンクスパーティーは終了しました!取材したこちらまで笑顔になれる素敵なパーティーでした!

2024ルーキーのKotoさん&2024キャプテンとしてまとめあげたYuiさんにコメントをいただきました!

最後に、トップメンバーの2024ルーキーだったKotoさんと、2024キャプテンとしてベガルタチアリーダーズをまとめあげたYuiさんにお話しを伺いました!

2024シーズンルーキー Kotoさん

——2024シーズンを終えて、自分のなかで成長したなと思うことはありますか?
チアリーダーとして、どのような対応をしたらお客さまに喜んでいただけるか、スクール生の見本となれるか、ということを意識して、この1年間を貫くことができました。

——大変だったことはありましたか?
わたしはチアの活動とその他の活動を並行して行っていたので、どちらも手を抜かずに精いっぱい続けようとがんばりました。

——活動のなかで、うれしかったことや印象に残ったことは?
試合に勝利したとき、サポーターのみなさんと喜びを分かちあい、チアとサポーターの壁を越えて楽しめたことがとても楽しい思い出です。

——どういうところがベガルタチアリーダーズのよさだなと感じましたか?
わたしはチアの経験がないままルーキーとして加入したのですが、先輩方が技術面だけでなく、生活面、メンタル面もサポートしてくださいました。仲のよいメンバーたちのなかで楽しみながらルーキーイヤーを終えることができました。

——今後、ベガルタチアリーダーズを通じてどんな自分でありたいと思いますか?
“応援する立場”としてのチアだけではなく、もっと地域の人々とつながって身体を動かしたり運動したりすることに力をいれていけたらと思っています。

2024シーズンキャプテン Yuiさん

——ベガルタチアリーダーズとして4年目、2024シーズンはキャプテンとして初めての一年で、自分のなかで成長したなと思うことや変化はありますか?
自分のことではなく、まわりをみて行動できるようになったのが大きな変化だなと感じています。あとは仲間に頼るということを今シーズンは意識してきたので、それができるようになったことで達成感があり、そのおかげもありメンバーへの愛が深まった一年だったと思います。

——キャプテンとして意識していたのが「周りに頼る」ということ?
そうですね、結構自分ひとりでやってしまおうとするところがあったのですが、今シーズンはヴァイスキャプテンが二人いたこともあって、二人に頼りながら、全員で協力してチームを作り上げられたということにとても達成感があります。

——ベガルタチアリーダーズのよさ、あとはYuiさんがインストラクターをしているベガルタ仙台チアスクールのよさとは。
ベガルタチアリーダーズは、仲がとてもよいことだと思います。みんなコミュニケーション力があって仲がよいので、1年間まとまりのあるチームになったなと感じています。
スクールでは、互いに切磋琢磨しあいながら高めあえるチームだなと思っています。高めあうことで目標がどんどん高くなっていくので、刺激しあいながらみんなで活動している姿が印象的でした。

——ご自身のなかで新たな目標は見つかりましたか?
2024シーズンはJ1昇格を惜しくも逃してしまいました。わたしは一年目のときにJ1降格を経験していたので、新たな思いとしては、ベガルタチアリーダーズとして絶対にベガルタ仙台を昇格させたいという思いがあります!

——最後に、2024シーズン応援してくださったみなさんへメッセージを
支えてくださったみなさん、本当にありがとうございました!みなさんの支えや、スタジアムでもたくさん声をかけていただいたおかげで、わたしたちの原動力となり、一年を駆け抜けることができました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。引き続き、ベガルタ仙台への熱い応援をよろしくお願いします!

この「ベガルタチアリーダーズ サンクスパーティー」の様子はソシオマガジン YouTubeでも見られますのでぜひお楽しみください!

(by 内田明子)